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ベル

平成9年1月生まれのベル。14歳になる。
シベリアンハスキーのミックス犬だ。
平成9年の2月。叔父が亡くなった。
父のすぐ下の弟だったから、まだ50代半ばだった。
お酒の好きな人で、ドクターストップがかかって
からも、ベルの母親の散歩と称しては(^_^;)
自販機でカップ酒を調達して呑んでいた人だった。
コップ1杯も飲めない我が父とは大違いで、
姪のから見ても、人前に立つ父や
下の叔父叔母と違い、照れ屋で、あまり自己主張
もしないおとなしい人だった。

その叔父の葬儀に行って、父が連れ帰ってきたのが
ベル。叔父の形見だと言っていた。
右左の眼の色が違うベル。父は「独眼竜ベル」
なんて呼んでたが、ちゃんと両目見えてますって

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気位の高い犬で、人に対しても犬の対しても
動じないし、媚びもしない。雄犬が寄ってこようものなら
狼のように反撃に出るプライドの高さだった。
どうやら、ベルは うちの父親を伴侶と思ってるらしい。
餌をくれる母に対しても尻尾を振ることもしない。
じっと行動を見ていて、母が居なくなると餌を食べる。

人間で言えば100歳ほどの高齢であるベルも
父の具合が悪くなってからは、
何度も寿命が尽きそうな状況になったが、
父の体調とともに根性?で復活してきていた。
彼女としては、添い遂げるつもりなのだろうか。

この年末、信州に移り住んで初めて実家の大掃除
に出かけていけた。今までは諸事情でできなかった
のだが、あのマメな父が思うように動けなくなり、
必要性を感じて、トトロさんの許可を貰い
midoを動員して、1泊の年末の清掃里帰りをした。

バタバタガサガサと動くあたしを、ベルは冷ややかに?
じっと見ていた。なんのアクションもない。
下々の者が、ワサワサ働いてる・・くらいしか
きっと思ってないんだろうなぁ。皇后ベルさま???
父があまり出かけられなくなり、父以外の人に懐かない
彼女は、散歩も手入れもして貰えない。
毛並みもボソボソとなり、薄汚れてしまった。
でも、やっぱり気位は高い様子なのだ。

掃除が終わって、ぼんやりと外を見ていたら
ベルが立ち上がった。犬小屋からテラスにピョン・・・
といかないのだ後ろ足が上がらず
見事に踏み外して、テラスの縁に「ドスっ」と
鈍い音と共にお腹をぶつけている

なに足が上がらんのお腹が・・・
あぁ・・・あんた・・・腹水溜まってるじゃん

おそらく・・・あたしの知ってる犬の病気だろうね・・・

ベル、あんたも頑張ってんだねぇ・・・。
もうちょっと・・・もうちょっと頑張って
お父ちゃんのためにも、もうちょっと頑張って

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